放課後等デイサービスで働く
現在多くの自治体で「放課後等デイサービス」の施設が増えてきております。
またそれに伴い施設で働く人も増えてきておりますが、これらの施設で働くには何か必要な資格や特別な条件などがあるのでしょうか。
これは施設で働くスタッフの属性によってそれぞれ条件等は異なります。
ちなみに放課後等デイサービスでは厚生労働省によってスタッフの構成が決められています。
<スタッフ構成>
1.管理者
2.児童発達支援管理責任者
3.指導員
大前提として放課後等デイサービスを運営するにはこの構成員を全て見たいしてる事が最低限必要な条件となります。
では順番にご説明していきます。
①管理者(常勤1名)
管理者とは教室運営を行う上で職員や業務の管理を行う事が出来る人を指します。
主に管理業務に従事しますが、業務に支障がなければ他の職種との併用(兼務)も可能です。
基本的に資格や条件などはないため、施設の運営が滞りなくスムースに出来る人であれば誰でも可能です。
②児童発達支援管理責任者
児童発達支援管理責任者になるためには、業務範囲に応じた実務経験や資格と研修などの要件が必要です。
基本的に「相談支援業務経験」「直接支援業務経験」「有資格者」の3つの要件のどれかを満たす必要があります。
また実務経験とは別に各都道府県が実施する「児童発達支援管理責任者研修」の受講が必須とされています。
③指導員
指導員については特に必要な資格などはありません。但し保育士や社会福祉士、介護福祉士などの資格や知識があるかたはそれを活かすことが出来る為、就職後も役立つことが多いでしょう。
またサービスを提供する時間帯を通してサービス単位ごとに人数が定められています。
・10人以下の場合は2人以上の指導員が必要(1人は常勤)
・10人を超える場合は2人に加え、児童が5人(又はその端数を超えるごと)増える度に1人を加える必要があります。