知的障害とは

◆知的障害について

「知的障害」と一言でいってもどんな障害なのかイメージがわかない人も多いのではないでしょうか。
簡単に説明すると知的障害は「知能に遅れが出る障害」のことをいいます。
要因は自閉症スペクトラムやダウン症など様々な要因がありますが、発達の時期に知的な機能障害によって認知能力が遅れた場合に診断されるケースが多いといわれています。

この知的障害は乳幼児期にはなかなか気づくのが難しいといわれ、幼稚園や小学校に入ってからわかるケースも多く、また発達期は18歳までなので、お子さんの状態によって成長の違いがあり、判断するのが難しく、その診断についても専門にしているクリニックや療育センターで発達検査を行います。
しかし知能に遅れが出る障害とはいえ、単純に知能指数(IQ)が低いから知的障害と診断する訳ではなく、お子さん自身の社会への適応能力という自立の力やコミュニケーション能力も大きく関係してきます。
知的障害の特徴と分類についてIQの数値と生活能力a~dという4段階に分けられます。

<分類分け>
●最重度知的障害
●重度知的障害
●中度知的障害
●軽度知的障害

先に説明したように乳幼児期について元々大人や周りとのコミュニケーションをとるというのがなかなか難しい年代なので、判断するのが非常に難しいですが、幼稚園や小学校に入ると日々の会話やコミュニケーションから少しでも知的に遅れていると感じたらすぐに医療機関に相談してみてください。

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